昭和天皇が遊んだ謎のゲーム「クロックノール」は「クロキノール」?
宮内庁が9月9日に公開した昭和天皇の生涯を記録する「昭和天皇実録」。この中に登場する昭和天皇が学習院初等科入学前後に遊んだ「クロックノール」というものが、どのような遊びなのか分からないそうです。宮内庁は「公開で知っている人が出てくるかも知れない」と謎の解明に期待するそうです。
この”謎の遊び”という言葉に惹かれてTwitterで検索してみたところ、すぐに答えらしきものに当たりました。
19世紀頃に誕生した「カーリング」や「おはじき」に近いゲームという事です。この「クロキノール」は1900年頃に長野県松本在留のイギリス人、マギニス氏が本国から取り寄せ、長野の衣斐氏が製品化した事をきっかけに、「非常の速度をもって流行」したそうです。
昭和天皇が遊んだ謎のゲーム「クロックノール」が話題に ネット民が「クロキノール」ではないかと指摘 – ねとらぼ
「クロキノール」はカナダ発祥との事ですが、日本への伝わり方などを考えてもルーツは英国なのでは?と思います。しかし、長野から全国に伝播していったゲームという由来も面白いです。
その長野県において2013年、この「クロキノール」を復活させる取り組みがあったようです。
長野日報 (Nagano Nippo Web) – ニュース – よみがえれ盤上ゲーム「クロック」 ウッドフォーラム伊那
よみがえるのは、この瞬間では無いでしょうか?