#Realable γ
光に、「光」という名前が無くても、美しいのでしょうか?
すずらん通りのダイナーで食事を済ませた私は、少し夜風に当たっていました。
満月を見上げながら、かつて彼が言った深遠について考えていました。
視覚として、より直感的に組成できるようになった情報は、私たちの社会を加速します。
この身体が、「私」と離れたがっているような、そんな光景にも視えます。
離れた身体は、合鏡のように精神を観測する。
それが都市を形成する深遠の幽かな触覚でしょう。
「私」が触れようとする光は、非時からやって来る「彼」の足音なのかも知れません。
その音は、円山町のクラブで深く響く夜を待っています。
この満月が光に触れた痕、その音は朝のために鳴くのです。
その精神に、何が宿るのか?それは彼の記憶か…誰の記録か…。
この世界を巡る情報は、やがて私に幸福を運ぶのか?
あの日、消滅したコト。
それは消滅したように視えるコト。
今夜も.tokyoの何処かで、光の子は聴いています。
LIVE: mute-log
DJ: Syun Nakano
DJ: HIDE
DJ: PRAYER
VJ: Mihui Zhai
VJ: AnZ
VJ: PRAYER