#Realable α
光に、「光」という名前が無くても、美しいのでしょうか?
最近、VR(仮想現実)といった言葉をよく耳にします。
一昔前の人々が考えていた「現実か仮想か」といった話も馬鹿らしくなるほど、今の生活は何も考えずとも当たり前のように現実と仮想が重なり、物質よりも情報が優位性を持つ社会です。
VRとはゴーグルを着けなければ体験できないコトでは無く、既に、私たちは仮想にあふれた社会を生きています。
その時その場にいなくても、様々なコトが共有されて当たり前の生活です。
それは現実も仮想も公平に共有されます。
「フィクションかノンフィクションか」なんてどうでも良くて、誰よりも早く情報をシェアしたい。
それはとても素晴らしい社会のようです。
しかし、その奥にある世界はどのような風景なのでしょうか?
「オリジナルかコピーか」といった話の先の「オリジナルなきコピー」も超えた、そもそも、この社会には何も無かったのではないか?という虚しさ。
その虚しさの価値を求めるような不思議な時代に思えます。
そのような社会生活を営む私たちが、この時この場にいて、音楽・映像といった情報を使いながら、それは逆説的かも知れませんが、この「美しいかも知れない世界」をゆっくり考える実験室を開きたいと思います。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
LIVE: mute-log
DJ: Syun Nakano
DJ: PRAYER
VJ: Mihui Zhai
VJ: PRAYER